新 かんおんの森から

子どもたちから元気をもらっています!

☆省エネの7月になりました。
しかし,梅雨明けにはまだまだ時間がかかりそうで,
じめじめとした日々が続きそうです。
そんな中でも,子どもたちは,汗を額いっぱいに浮かべ,元気に遊んでいます。
7月の生活目標は,「暑さに負けないで元気に過ごそう」です。
子どもたちの元気が,私たち大人にも元気を与えてくれます。
また,5年生が植えた観音田んぼの稲も強い日差しのもとで,
すくすくと成長しております。一安心です。

☆1日(金)に,地域安全推進員委嘱状伝達式に参加しました。
地域安全推進員の皆さんは,毎日登下校を見守ってくださっています。
中には,7年間も続けていらっしゃる方もいて,頭が下がります。
大変ありがたく思います。

さて,推進委員をされていて,うれしかったことで,
みなさんが共通してお話してくださったのが,
「子ども達から元気をもらっています!」
ということです。
大切に綴じて持たれている子ども達からの感謝の手紙も見せてもらいました。
地域でもしっかりとあいさつをがんばっている子どもたちの様子を聞かせてもらえ,
大変うれしい時間となりました。

感想をいくつか紹介します。

○基準服を着る子が多くなって,あいさつもよくするようになりました。

○こちらから毎日毎日あいさつをしているうちに,小さな声で
あいさつを返していた子が,ある日突然あいさつの声が大きくなり,
積極的になったような感じがします。
今では1年生のグループと一緒に登校し,子どもたちの世話をしながら
楽しそうに登校している姿を見せてもらってうれしく思います。


○高校生になった子もあいさつをしてくれています。
「おじちゃん,もう年なんじゃけえ無理せんようにね。」と,
やさしく声をかけてもらいました。


○ネームプレートをじっと見られ,名前を呼ばれた時にはどきっとしました。
先生方から,ボランティアの方の名前をよく覚えておきなさい
というお話をされたのかなと思いました。責任の重さを感じました。


○「いつも見守ってくれてありがとう。」
とお礼の言葉と手紙をもらいました。
そして,家で焼いたというパンももらい,食べると大変おいしかったです。


○見守りのジャンバーやチョッキを着ていないときでも,顔を覚えていてくれて,
出会ったときに「おじさん,こんにちは」と声をかけてくれます。


また,困ったこととして大人の規範意識の低さを挙げられました。例えば,

●子どもたちが横断歩道で待っているのに,赤信号でも平然と渡ってしまう。

●学校周辺で,通行禁止の時間帯であることを知りながら,
平然と車が進入して来るなどです。

子どもは,見ています。よき手本を示す大人でありたいものですね。

1年生交流給食 おじゃましましたB

ふるえながら手をあげた

はじめてのこくごのじかんに,たんにんの先生が
「一人でよめる人。」っていいました。
だれも手をあげませんでした。きかないふりをしている人や,
うしろをむいている人や,きょうかしょをよんでいる人もいました。
のぞみは,だれか手をあげないかなあと思っていました。
だれも手をあげませんでした。
のぞみは,ここで手をあげないと,いつまでもこたえられない
はずかしやがりのままだから,ゆうきをだして手をあげました。
はずかしかったです。でも,いいことをしたなあとおもいました。
手をあげるとき,かるくはあがりませんでした。
手がぶるぶるふるえました。
むねの中がドキドキしました。
あたったらどうしようと心ぱいでした。
でも,のぞみは手をあげました。
先生は,ニコニコしながら,
「はい,のぞみさん よんでください。」
といいました。よんでいるとちゅう,ほっぺがあつくなりました。
こえは,いつもとちがって,ひくいこえでした。
それから,ほずかしくて,かおがまっ赤になりました。
クラスのみんなから,「あっ,かおまっ赤だ。はずかしいんだあ。」
っていわれました。
よみおわったあと,「じょうずでした。そこまで」
と先生がいいました。おわって,ほっとしました。
のぞみは,ようちえんのときに,一人でよんだことが,
ありませんでした。
かんがえていたよりも,うまくできました。
心の中が,すっきりしました。
きょうかしょをよむのは,おもっていたよりも,かんたんでした。
これからも,じぶんからすすんで,
べんきょうやうんどうにさんかします。

                             (朝日作文コンクールより)

☆1年交流給食の最後は,1年3組さんです。
私が交流給食におじゃまするのを,ずっと待っていてくれて,
大歓迎で迎えてくれました。
お礼に上の作文を読みました。1年生が書いた作文です。
今度は,観音小学校の子どもたちの作文を紹介できたらいいなと思っています。


H23.6.30
                                   

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